大丸開発株式会社の温浴施設「小江戸温泉KASHIBA」の コンセプト、ネーミング、ロゴ、サインデザイン、ツールデザイン、広告コミュニケーションなどの トータルブランディングを担当しました。
関東エリアの人気観光地のひとつである川越。 人が多い観光地で生活する地元の人たちにも集い・憩う場所を創ろうというところから プロジェクトがスタートしました。
この施設を地元の人たちの憩いの場所にしていくため、 川越の魅力を再確認できる場所を目指しました。 ロゴとネーミングを筆頭に川越の誇りを発掘し直し、 地元愛を発信するための表現やコンテンツに仕上げています。
小江戸・川越の賑やかな一時代を築いた舟運の河岸場のように、 たくさんのお客様、川越のいいもの、いいことが行き交う。 そんな賑わいと愛着の場を目指し、「KASHIBA」という名前をつけました。 名前の由来から船と川を象徴化した家紋ロゴと、「ゆ」の文字は小江戸から江戸文字を採用。 江戸文字は元々、お客様で賑わうよう余白なくデザインされた文字。
装飾の一部には川越に伝わる伝統的な織物「川越唐桟」を使用。 また人気イラストレーター・山田全自動氏による 川越の特産物を表現したイラストが施設の至るところに描かれています。
享保期(1716〜1736年)には人口100万人を超え、 世界有数の大都市だった江戸の食を支えたのは、 「江戸の台所」と言われた農産物・特産物の集積地川越。 この歴史を現代に伝えるべく、地元の食材が楽しめるレストランにしました。 江戸の焼き芋ブームを支えた川越。 当時流行したキャッチフレーズ“九里(栗)よりうまい十三里” にも 江戸から十三里=川越、という粋な表現で残っています。 令和の時代に再びさつまいもブームを起こすべく誕生したカフェです。
川越市内に交通広告と新聞折込みを展開。 川越愛を伝える内容でコミューケーションを設計しました。
ECD:小西利行(POOL inc.)
CD+C:林潤一郎(POOL inc.)
AD:宮内賢治(POOL inc.)
D:伊東陽菜(POOL DESIGN inc.)
Pr:髙橋慶(POOL inc.)、信多一慶(POOL inc.)
Agency:POOL inc.
Client: 大丸開発株式会社